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ヘタリア学園
第七千六百二十話  万能の陰謀家か

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第七千六百二十話  万能の陰謀家か
 日本は韓国から聞こえるお話に仰天しました。
「私がアメリカさんの上司の方と北朝鮮さんの上司の方の会談を潰した!?」
「こ、これは何でごわすか!?」
 オーストラリアも日本の横でびっくりしています。
「一体」
「私についての陰謀論です」
「それはわかるでごわすが」
 それでもというのです。
「どうして日本がどうこう出来る話でごわすか」
「私が裏から手を回したと」
「日本は何者でごわすか」
「そう言われましても」
 日本としても返答に困ります。
「ただ普通の国のつもりですが」
「いや、個性は強いでごわす」
 オーストラリアはこのことも言いました、ですがそれでも現実をちゃんと見てそのうえでこう言うのでした。
「しかしこんなの出来るとすればでごわす」
「恐ろしい力がありますね」
「アメリカと北朝鮮の話を潰すなんてでごわす」
「その力があれば世界征服も出来ますが」
 日本でもそこまでの力はありません、ですが韓国では今現在この件についてこんなとんでもない陰謀論まで出ています。


第七千六百二十話   完


                2019・3・4
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