暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica35-Aエレミアの手記〜She's Memory1〜
[4/8]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
耳まで真っ赤にしたフォルセティ。んで次に、トンガリ帽子に箒っていう典型的な魔女の格好をした美少女。
(ファビア・クロゼルグ? 12歳の女の子ってシャルさんに聞いてたけど・・・。それにしては大きい、胸が。変身後のヴィヴィオやアインハルト並・・・)
そのスタイルの良さに、どうか変身魔法であってほしいと願う。そんなファビアの側に居る数体の槍っ子の首に提げられてる小瓶に目が行って、その中身を見た私は、フォルセティが耳まで赤くして顔を覆ってる理由を察した。
「イクス達が・・・!」
小瓶の中身は素っ裸なイクスとアインハルトとミウラ、それにリオとミカヤさんとエルスさん、「お姉ちゃん!?」の7人だった。意識はあるみたいで、みんな胸と股を手で隠してる。確かにこれはフォルセティには刺激が強すぎるよね・・・。
「あ、コロナ、リヴィ!」
ヴィヴィオとジークさんも私たちに気付いて、ファビアも「まだ邪魔者が増えた」って苛立ちを見せる。私は「コロナはヴィヴィオ達のところへ。みんなは私とフォルせティがどうにかするから」コロナにそう伝え、役に立つかどうか判らないけどフォルセティの側に近寄る。
「フォルセティ。
小瓶
(
おねえちゃん
)
達の回収とファビアの相手、どっちがいい?」
「ファビアさん!」
即答だった。フォルセティの返答に、小瓶に閉じ込められてるお姉ちゃん達が心底ホッとしてる。それなら「顔を隠してないで、しっかり敵を見て! 八神家の騎士でしょ!」叱咤激励する。
「う、うん!」
「よし! それじゃあ任せた!」
「任された!」
――ゲヴェーア・クーゲル――
フォルセティの背中に、マガジンの無いアサルトライフル状の光翼が4対8枚と展開された。ルシルさんの剣翼アルピエルを、アサルトライフル状にしたようなものだ。厚さ1cmの長さ80cmほどの銃翼を僅かに動かしたフォルセティに対し、ファビアも背中からコウモリのような翼を展開した。
「かつての
カイラ
(
わたし
)
は、魔神オーディンを恐れたけど、末裔である
フォルセティ
(
あなた
)
からは何も恐れるようなものを感じ取れない。邪魔をするなら・・・排除する」
――黒煙――
「ヴィヴィオ達に手を出したその報いを受けろ」
――コード・シュロート――
ファビアの放った多弾射撃を、フォルセティは右手に携える“エマナティオ”の銃口から撃った散弾で迎撃。それを合図として本格的な戦闘に入った。
(魔神の末裔vs魔女の末裔は気になるけど、みんなを助けないと・・・!)
私が近寄ろうとすると、小瓶を首から提げた個体だけが距離を取って、それ以外が槍を構えたり爆弾を手にしたりと迎撃体勢に入った。
「マナクル・エクステンド」
ぬいぐるみ軍団の上下に展開し
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ