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戦国異伝供書
第三十一話 九州攻め前その八
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な」
「今右大臣様は港に教会を建てることを許されるのみで」
「布教は止めておられますが」
「それ以上のことにもですな」
「なるやもな、大友殿はわかっておられぬが」
 大友宗麟のことも話した。
「どうもな」
「ですな、あの方は」
「どうにも」
 斎藤も秀満も彼のことはわかって言う。
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