第百六十五.五話 裏 ロリsが百合えっちする話
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シルヴヴァイン本社 応接室
ロリsはその小さな体を二人がけソファーに押し込めていた。
「いまからお兄ちゃんを啼かせる作戦会議をします!」
「します!」
円香とエレンが拳を突き上げる。
リムは二人の間でタブレットを弄っている。
そこには束が教えた一夏の弱点が書かれていた。
「腰を触れたら手っ取り早いのですが…」
「お姉ちゃんの腰は橙と奏を突破できない以上無理だよ」
「無理ですかね? 三人でプリケイティブキャストすれば届きませんか? サイコリングも戴きましたし」
リムが右手の指に着けたシンプルな指環を示す。
そして、円香とエレンの指にも同じ指環が嵌まっていた。
「うーん…お兄ちゃんの近くでそんなことしたら直ぐに正気に戻っちゃうよ?」
「ダメですかぁ……」
「リムならお兄ちゃんを鳴かせられるじゃん? あれどうやってるの?
シラフのお兄ちゃんを啼かせるのって私出来ないんだけど」
「簡単ですよ?」
リムは円香の頭に手を伸ばすと、撫で始めた。
「ふみゃぁぁぁ…………」
「ほら、エレンも」
「ほあぁぁ……なんか上手くなってるぅ…」
「お兄さんを撫でてるせいですね」
「ぅー……キスなら負けないもん! 箒お姉ちゃん直伝の技だもん!」
円香がリムの服を掴んで引き寄せた。
唇を接触させ、唇を割り、舌を捩じ込んだ。
「んぅっ!? んっ…んふっ…? んんっ?」
円香の舌がリムの口内を蹂躙する。
舌をつつき、絡め、歯茎を舐める。
「ぷはっ……どう? リム?」
唇を離すと、唾がツゥと伸びる。
「はぁ…? はぁ…?」
「まだまだこんなんじゃないよ。まだ、つかってないもん」
「はぁ…?…なにを…ですか?」
「うふふー。この前箒お姉ちゃんにリリムキッスのお札もらったんだ」
ピッと円香がポケットから札を出す。
そこに描かれているのは複雑な幾何学模様。
その中で意味が読み取れる図形は真ん中のハートのみ。
右手に札を握り、左手でリムに頤を支え、視線でサファイアを射抜く。
「請い願い、希い、恋願う。其は色。我は色。
汝を色と情に染める者。汝が唇に、淫魔の口づけを。
リリムキッス、キャスト」
札の幾何学模様が輝き、快楽の鎖がリムの魂に絡み付く。
「あ…あぁ…? 」
「りーむー」
再び円香がリムの唇を奪う。
一撃一撃が改心の一撃となり、リムを溶かす。
リムは自分の中から込み上げてくる感覚に困惑した。
怖くなった。
円香を押し退けようとするが、その腕には力がない。
「んー? んー? ━━━━━━━━━?」
びくん!とリムの体
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