第一章
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うのだった。赤く皺の多い顔で。髪の毛は真っ白になっているが背筋はしっかりとしている。
「私はその様な者はいらない」
「いらないのですか」
「そうなのですか」
「私は確かに神だ、だが人間でもある」
こう言うのだった。
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