第一章
[2/2]
[9]前 最初 [2]次話
は都を後にしていた。
ムーサーは同胞と共にエジプトを出た、そのうえでマドヤンという荒野の水場に出た。そこで彼は羊の群れに水をやっていた娘を見て同胞に言った。
「あの娘達を助けよう」
「羊達は多いですしね」
「二人だけでは大変だ」
だからだというのだ。
「ここはそうしよう」
「それがいいですね」
「困っている者、大変な者を助ける」
「例え相手が誰であっても」
「ムスリムはそうでないとな」
「その通りですね」
同胞も頷いてだった、そのうえで。
二人で娘達を助けた、すると娘達は二人に仕事の後でお礼を言ってだった。そうしてこう言うのだった。
[9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ