第五章
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「ピンクハウスよし」
「靴もポーチも揃えてね」
「それで髪型もツイテールにしてカチューシャとリボン飾って」
「メイクもロリ系にしたらね」
そうしたらというのだ。
「沙織元々背が高いしすらっとしてるから」
「モデルさんみたいだしね」
「ロリ系も似合うわね」
「着こなしてる感じよ」
「ええ、登山容れずにピンクハウス系で統一したら」
徹底的にそうすればとだ、沙織も言った。髪の毛も今は茶色にして少しパーマをかけて西洋人形の様にしている。
「イケてる感じだってね」
「自分でも思ってるのならその通りよ」
「成功してるわ」
沙織も好評だった、最後の奈央には碧と奈央が話した。
「着物でくるなんてね」
「それでも足袋に下駄までって」
「徹底したわね」
「メイクはナチュラルで髪の毛黒に戻して」
「浴衣とか好きだから」
元々とだ、奈央は二人に着物姿でくるくる回転しつつ話した。
「だからね」
「ここは思い切ってなのね」
「日本でいったのね」
「そうなの、振袖にして」
見れば桃色が地の奇麗な生地である。
「私もよかったって思ってるわ」
「ええ、それはそれで大成功よ」
「日本人だし着物はいいわね」
三人共お互いを見て笑顔になっていた、そしてだった。
三人はそれぞれの完全にチェンジした姿で街を歩いた、するとだった。
すれ違う人達が三人をよく見た、それで三人は上機嫌で話した。
「いやあ、苦労した介あったわね」
「そうよね、皆私達見てるわ」
「何か気持ちいいわね」
笑顔で話す三人だった。
「お金も手間暇もかかったけれど」
「三人共バイトで貯めたお小遣いすっからかんになったけれど」
「その介があったわ」
「そうよね、お金はまた稼げばいいし」
「それはどうでもなるから」
「置いておいて」
またアルバイトに励んで稼ごうというのだ。
「今はね」
「注目されてるの楽しみましょう」
「このままね」
三人で笑いながら話して街を闊歩していた、だが。
ここでだ、三人はたまたま冬美と道でばったりと出会った。すると碧が驚いて彼女にこんなことを言った。
「不死身、何であんたここに」
「ここにってここ普通に皆いる場所なんじゃ」
冬美はかえって驚く碧と後の二人に答えた。
「だから私がいてもね」
「おかしくないの」
「そうでしょ」
こう碧にも言うのだった。
「特にね」
「そう言われたら」
碧にしてもだった。
「そうかしら」
「ええ、ちょっと今から涼平君と待ち合わせして」
「デートとか?」
「ここでね」
冬美は微笑んで碧に答えた。
「そうするつもりなの」
「そう、だからなのね」
ここでだ、碧は彼女に話した。
「メイクもファッションも」
「お洒落してみたの」
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