共食い?
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「もうシリルは目覚めない。もう俺がやるべきことはこの世界から生命を消し去ることだけになった」
その言葉の真意を察した天海とアクノロギアは彼から距離を取ろうとする。だが、大柄なドラゴンはその判断がわずかに遅れた。
スパンッ
一瞬のうちに粉々に切り裂かれたドラゴンの体。天海はわずかな傷で回避することができていたが、アクノロギアはズタズタに落とされた。
「バカな・・・ゴホッ」
血反吐を吐いて地に落ちる暗黒の翼。ピクリとも動かなくなった。
「さすがだよ、天海。やはり俺の最大関門はお前のようだ」
静かな目で敵を見据えるティオス。それを見た天海は、血が流れる腕を軽く払う。
「そうだな・・・やはり俺の心を満たせるのはお前しかいないようだ」
絶対的な力を持つティオス。それに対しさらに心を高揚される天海。仲間同士であるはずの二人がしのぎを削ろうとしていた。
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