暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第43話:Destiny U
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
れたプログラムを理解すると、ライト博士に向かって力強く頷いた。

『貴様ら!!誰と話している!!』

「なるほど、悪人には聞こえない上に見えないようだな…さあ、やるぞエックス!!」

どうやらマザーとライト博士はエックスとゼロにのみ見聞き出来るようにしているようだ。

ゼロはこのチャンスを無駄にしないようにエックスに叫ぶとエックスも笑みを浮かべて頷いた。

「ああっ!!みんなの未来を奪わせはしない!!」

『えーい!!小癪なっ!!』

基地全体がシグマのボディと言う言葉通りに床が変形してエックスとゼロに襲い掛かる。

「行くぞエックス!!アースクラッシュ!!」

しかし全快状態の2人にそのような攻撃が当たるはずもなく、ゼロが拳にエネルギーを纏わせてエックスの背中に叩き込む。

「ぐっ!!」

『馬鹿め!味方を攻撃するとは何のつもりだ!!』

アースクラッシュを受けてふらつくエックスを嘲笑うシグマだが、エックスは不敵な笑みを浮かべる。

「馬鹿…?違うな…これはお前を倒すための準備だ!!ギガクラッシュは受けたダメージを溜めて巨大なエネルギー放出する技…そしてライト博士が送ってくれたプログラムはゼロのアースクラッシュのダメージエネルギーを数百倍にして放出するんだ!!受けろシグマ!!ハイパーギガクラッシュ!!」

アースクラッシュのダメージエネルギーを数百倍にして放出したギガクラッシュの強化版のエネルギー波を放ってシグマに直撃させる。

『何故だーっ!!私の勝利は確実だっ!!なのに何故二度も!?有り得ん!!有り得ん!!』

現実を受け入れることが出来ないまま、シグマはハイパーギガクラッシュのエネルギー波によって基地ごと吹き飛ばされた。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ