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オルフェノクの使い魔
オルフェノクの使い魔でホワイトデー
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「水時計。三分計れる。手作りだぞ」

「水時計…」

箱から水時計を取り出し、いろいろな角度で見る。なんだか、とても冷たい。

「こう使うんだ」

ルイズから水時計を取り上げて、テーブルの上に置いた。すると、透明な水と青い水が移動を始めた。

「綺麗…」

水の異動に合わせて中に仕組まれていた水車が回る。ルイズは三分間の水の移動をずっと眺め、移動が終わると、自分の手で、さまさまにして再び時間を刻まれるのをみつめた。それを三回繰り返した頃、サイトが声をかけた。

「氷を切り出して、コルベールに固定化の魔法をかけさせた」

(なるほど氷か、だから冷たいんだ…)

「気に入ってもらえてうれしいんだが、夢中になりすぎて時間忘れるなよ。もう、12分たったぞ」

「ッ!」

ルイズは慌てて着替えるため、カーテンの向こうに飛び込んで行った。


―――――――――――――――――――――――


*** 二番手 シエスタ&ウェールズ ***


ルイズが送り出した後、サイトは洗濯物を干しているであろうシエスタとウェールズのもとへ向かった。
予想通り二人は洗濯物を干していた。二人を呼び止め、サイトは細長い箱を取り出した。

「二人へのお返しだ」

そう言ってサイトは黄色いリボンが付いている箱をウェールズも白いリボンが付いている箱をシエスタに渡した。

「あ、ありがとうございます!!」

「ありがとう、サイト」

二人は感謝の言葉を言ってから箱を開けた。二人の箱の中には、銀色のチェーンでつながれたペンダントトップが付いたペンダントだった。ウェールズのペンダントトップは黄色の宝石が埋め込まれ、シエスタのペンダントトップは白い宝石が彫られていた。

「お前たちに渡したライダーズギアに合わせてつくってみた」

「つくってみたってこれ、手作りですか?」

「なんて出来前なんだ。凄いな…」

シエスタは大事そうにペンダントを持って目を見開いた。王族時代、こういったものをいやというほど見てきたウェールズもペンダントの完成度には驚いていた。

「昔、狂児に水の操作性を高めるための修行だって、騙されてやったことがあったんだ。
気に入らなかったら、捨ててくれてかまわないぞ」

「捨てるだなんて、できませんよ! 私、これ、宝物にします!!」

「大事な友達からのプレゼントを捨てるなんてこと、ボクはしないよ」

二人は大事そうに身につけ、シエスタはそれを服の下に隠した。

「ウェールズさんも隠しておいた方がいいですよ。平民がこういうのつけているのが気に入らないって言って取り上げようとする貴族の方って少なくないですから。

「そうなのか、わかった。そうするよ」

ウェ
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