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オルフェノクの使い魔
オルフェノクの使い魔9
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えて右手でカイザフォンを受け止める(一号ライダーの変身ポーズのように)。
4.カイザフォンをカイザドライバーにセットする。
以上


おまけ (思いつき小ネタ)


「サイト、何してるの?」

中庭の木陰に座り込んでカイザフォンを熱心に操作しているサイトを見つけ、ルイズは声をかけた。

「ん? なんか、画像ファイルに大量に画像が保管されているらしくてさ。内容によっては消そうかと思ってな」

「画像?」

「見るか?」

「うん」

寄り添うように座ったルイズがカイザフォンを覗き込む。
サイトはカイザフォンに保存されている画像を再生した。

「……園田真理」

「だれそれ?」

「俺のいた世界で聖母だの、女神だのとたたえられていた女だ」

他の画像も見ていく。そのどれもが園田真理の画像であり、しかも、いくつかは明らかに隠し撮りや盗撮であろう下着姿や裸のものまであった。
続いてサウンドホルダーも覗いてみると、園田真理の声ばかりが入っていた。

「同じ女の子ばっかりね…」

「……」
(……草加雅人以降、使用者が現れなかったのか?)

「何でこんなに同じ女の子の絵ばっかり…」

「前の使用者は、この女に心底惚れていて、もう、ストーカーとか、変質者と言ってもいいくらいだったらしい」

「気持ちワル……」

ルイズは軽蔑の視線をカイザフォンに向け、サイトは無言で画像とボイスをすべて削除した。

「サイトまでそんな風にはならないわよね?」

「これは、カイザの呪いとは一切関係ない。安心しろ」
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