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オルフェノクの使い魔
オルフェノクの使い魔(ゼロの使い魔←劇場版仮面ライダー555)
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であった。

「……」

「ちょっと! 何するのよ!!」

それを無言でわきに投げ捨てるとルイズが怒鳴り声を上げた。

「それはこっちの台詞だ」

「使い魔なんだからそれ洗濯するのよ」

「断る。これが使い魔の仕事だと言うのなら一つ聞かせろ、他の使い魔たちもそれをやるのか? 犬とかねずみが洗濯をやるのか?」

「う…そ、それは……あ、あんたは人間で他の使い魔みたいなことできないでしょ! 
だからこれぐらいやりなさいよ!」

「他の使い魔がどんなことをやるのか知らないが、戦うことならできる。魔法使いだろうがなんだろうが、戦ってやる」

「あんたバカ? 平民が貴族に勝てるわけないわ」

「さぁ、どうだろうな」

話は終わったとばかりにサイトは再び目を閉じ、ルイズが何を叫ぼうとももう何も反応しなかった。


―――――――――――――――――


サイトは日の光を浴びて目を覚ました。
まず最初に体を軽く動かして調子を確認する。体の奥から軋むような痛み、手の中にいつの間にか握られた灰を見て顔をしかめる。自分の寿命を突きつけられたような不快感を感じた。

「使い魔ねぇ…
ライオトドライバーを返上して身軽になれたってのに今度はお嬢様のおもりか。つくづくついてないなぁ…」

立ち上がり、まだ寝ているルイズを残して部屋を出た。

(つまり、今後はこのお嬢様といなきゃなんないのか…最悪だな)


―――――――――――――――――――――――――


少しして戻ってくると不機嫌そうな顔をした寝巻き姿のルイズがいた。

「どこ行ってたのよ、あんたは!!」

「適当にブラブラと、水がどうこう言ってたから持ってきたぞ」

そう言って持ってきた水を適当なところに置いた。

「服」

椅子にかかった服を指差して命じるルイズを無視してサイトは窓に腰掛けた。

「服!」

「うるさいぞ」

「だから、服を取って私に着せなさい!! って言っているでしょ!!」

「言ってないし」

「言ったんだから言うこと聞きなさい!!」

「やだ」

「いうこときかない使い魔はご飯抜きよ!!」

「別に、適当なやつボコして奪う」

「な、なななんて野蛮なこといってんのよぉ!!」

「もらえないんなら自力で何とかするしかないだろ?」

「さ、最低…」

「最高の誉め言葉だ」

しれっと応えるサイトの姿に怒りを通り越して呆れてしまったルイズは自分で着替えた。

「……ご飯食べに行きましょう」

「抜きじゃなかったのか?」

「騒ぎを起こされたりしたら、たまらないわ」

朝から何故、こんなに疲れなきゃならないんだろう、と考えながらルイズは部屋
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