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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第十四話
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変えてしまう事も出来るかもしれないわね」
それって色々ヤバいんじゃ……って……つまりそれって……。
「成る程な。つまり、今起きている生物変化は、この仕組みで起きているかもしれない、という事か」
「現段階じゃ正解って事かしら。じゃあ、ドクメントを閉じるわね」
クラトス師匠の言葉にリタが頷いてそう言った後、メルディの周りに出ていたドクメントはゆっくりと消えていった。
「――う〜……メルディ、何か、クラクラするよ〜」
「……大丈夫……?」
ドクメントが消えたと同時にフラつくメルディをメリアが支える。
それを見たリタは苦い表情を浮かべた。
「ごめん。無理をさせてしまったわね。本来、不可視のものを、今は無理矢理可視状態にしてるから、被験者には負担がかかってしまうのよ」
「細かいドクメントの展開も危険ね。本当は細かいトコまで解析させてもらいたいけど」
そう説明していくリタとハロルド。そうなんだ……それじゃ人工精霊は…?
「それじゃ…人工精霊はどうやって出来てるの…?」
「人工精霊の場合は、人工的にドクメントを作り出すところから始まるわ。ドクメントは、精妙な非物質エネルギー。術者の念、自然界の気なんかを掛け合わせてドクメントを作るの。んで、その人工ドクメントエネルギーの振動数を、濃密な状態へ落とすと実体化するってワケ。
あ、ほら。聖者が何もない所から、食べ物や衣類を出して人々に与えたって話とかあるでしょ?あれは、この技術の為と言われてるわ。マナ、自然界の気、術者の意識を持って非物質状態でドクメントを構成して。そのドクメントの振動数を落としてやると物質になっていくのよ」
ハロルドの長い説明に頭がこんがらがったいく気がした。ただ分かったことと言えば……それってどんだけ凄い事だよ。
「でも……実質そんな事って…」
「まあ、術者の精神力や技量によってまちまちよ。そこまでの力を持つ様な精神力の持ち主は滅多にいないと思うわ。この技術は、そうそう簡単に使えるもんじゃないわね」
「……だよね。そんな事出来る人がいればそれこそ大騒ぎだし…だからこそしいなの人工精霊も暴走したんだろうね」
シリアスな空気の中、不意に『どうせアタシなんか……』とか聞こえた気がした。
――――――――――――
「――……リタ、ハロルド…ちょっとお願いがあるんだけど」
ホールに集まっていた面々が解散した後、僕はリタとハロルドについて研究室に入り、二人の前でそう口を開いた。
「――何よ急に改まって…面倒事なら勘弁よ」
「それで、なになに〜お
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