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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第42話:Destiny
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俺は元々貴様の仲間だったらしいが、今の俺にはそんな記憶はない。あるのは貴様を倒すと言う“使命”だけだ。下手な策など一切使わずに力で貴様を捩じ伏せる。しかし、貴様が戦わずに背を向けると言うならば…躊躇わず…斬る!!」
鋭い眼光でエックスを射抜くゼロの姿に、エックスはその姿が自分の知るゼロと被り、エックスにも覚悟を決めさせた。
「分かってるさ、ゼロ。君が望むのなら俺は戦うよ!!君をシグマの呪縛から救えないのなら…俺は君を倒すことで君の魂を…誇りを救う!!俺の全身全霊を以て!!」
両腕のエネルギーがチャージされていき、フルチャージ状態となり、ZXセイバーも何時でも使える状態だ。
「…結構だ!!」
エックスの言葉に不敵の笑みを浮かべてチャージを終えたバスターを構える。
「その痛々しい姿に引導を渡してやろう。今すぐにな!!」
「うおおおおおっ!!!」
同時に放たれるチャージショット。
2人のチャージショットの威力は互角のようで拮抗状態が続く。
「(ダブルチャージでケリを着けてやる!!)」
ダブルチャージショットは一撃の破壊力はファーストアーマーのスパイラルクラッシュバスターに劣るが、チャージショットを2回連続で放てるために初撃を防いでも二撃目で敵に痛打を与えることが出来る。
「喰らえーっ!!」
放たれる2発目のチャージショットがゼロに向かっていく。
「ダブルチャージか!だが、エックス!!ダブルチャージはお前の専売特許じゃないんだぜ!!」
ゼロのバスターも2発目のチャージショットを放ち、エックスのチャージショットと激突する。
「ゼロもダブルチャージを!?」
「その通り…と言いたい所だが、それも不正解だ!!俺には第3の武器があるんだぜ!!これが俺のダブルチャージウェーブだ!!」
セイバーを抜いてエックスに向かって衝撃波を放つ。
「くっ!!」
エックスも咄嗟にセイバーを抜いて衝撃波を受け止める。
「ほう、そいつは確かルインの武器だったな。近接武装のセイバーと遠距離武装のバスター…武装の差はないようだ…面白くなってきたなエックス!!」
ダブルチャージウェーブはエックスにあまり有効ではないと悟ったゼロは今度はショットによる連射で攻めてくる。
「バブルスプラッシュ!!」
チャージバブルスプラッシュの泡のバリアでゼロの攻撃を防ぎながら距離を取るエックス。
同時に両腕のチャージもしていく。
「良いぞエックス!俺の性能を限界以上まで引き出し…お前も限界以上の性能を引き出せ!それこそが俺達が造られた理由なんだ!!」
「(そんなことないと俺は思いたいけどね…でもこの一撃一撃が俺達の言葉でもあるんだ…悲しいなゼロ…こうやって戦ってい
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