暁 〜小説投稿サイト〜
新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション
休暇・・・そして 恋愛と結婚について。
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1986年6月 2日 そのころ 地球上の各国では様々な対策が、それぞれの国で、独自に話していた時。


一年以上近く、宇宙で生活している、契約者達にも、多少の変化が、あった。

実際に彼らがいるコロニーは、ロンデ二オン第108番地と呼ばれる、ところであった。

つまり同じようなコロニーが最低でも108基以上あるということなのだ、おまけに完全に地上では、契約者達が借り受けていた、借地に近い形の三島でも、スパイやそれに近い人物の、確認が取れているのだから。


それに引き換え、完全にコロニー内部となると話は、違って当たり前なのだ、このコロニーには契約者達と火星軍に所属している、船のクルーや軍人や、軍属などが、多く住んでいるのだ。


地上から、やってくることは可能ではあるが、そもそも、火星政府としても、軍隊としても、コロニー内部で地球側と交渉するなんてことは今の、ところは考えていないのだ。


そのためか、特にベアトリクスを含む第666中隊のメンバー達は、地上よりも、より自由にできることもあってか。


「なによ、テオドール、私とのデートは、どうでもいいの?、そんなに妹と過ごす、時間が大事だというの?」

と言って、現在そのスタイルの良さを最大限に利用して、テオドールとのデートを取り付けようとしている、ベアトリクスの姿を堂々と見せていられるのは、地上にいたころには、考えられないほど、大胆になっていた。

それはやはり、コロニー内部ということも大きいのだ。

実際にコロニーから、地上にかけて、通信する装置はあるのだが、基本的には、その通信は火星政府と軍隊に内容が完全に、情報が筒抜け状態で話すこととなるのだ。


それらのことも踏まえてか、ベアトリクスは自らの黒髪のロングと赤い瞳に、合わせるように服をコーディネートした上で、テオドールの左腕を自らの両胸の中にグイっと挟みこもうとするが。


「ちよっと、ベアトリスクさん、宇宙に上がってから、兄ちゃんを誘惑する、回数が多くなっていますよ、それに兄ちゃんも、鼻のしたを伸ばさないよう」

「ちっ、なにをいっているのかしらね、この子は、あなたはテオドールの妹なのよ、いくらテオドールが好きだからといって、将来の姉になるかもしれない、時間を奪うなんて、いい度胸をしているわね」


そうなのだ、常に義理の妹のリィズ・ホーエンシュタインが兄のテオドールと一緒いるおかげで、ベアトリクスは実質恋敵である、アイリスディーナと共闘してまで、テオドールを一緒に落とそうと考えているのだから。


実際にアイリスディーナにしてみれば、今での部隊長としての感情もあったりしたが、それは部隊を運用するためには、切り離す必要があったが、ここにきて火星政府と軍隊の協力によって。

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