第七千六百八話 あの名将も
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第七千六百八話 あの名将も
戦国時代のことです、日本は甲斐の守護の人に言われました、当時山梨は甲斐と呼ばれていたのです。
「浮気がばれてしまった」
「浮気がですか」
「そうだ、実はわしは今ある人と付き合っている」
「側室の方ですか」
「いや、女ではない」
上司の人はそこは断りました。
「奥も側室達もそうしたことでは怒らない」
「側室はどなたもですからね」
「越後のあの者は奥すらいないがな」
この人も凄い有名人です、今も。
「それでだ、小姓と付き合っているが」
「それが、ですね」
「他の者に浮気をしてな」
「小姓の方が怒られて」
「大変なことになってしまっている」
こう日本に言うのでした。
「どうしたものか」
「謝られた方がいいかと」
これが日本の提案でした。
そして甲斐の守護の人は小姓の人に身の潔白を必死に言う手紙を書くことになりました、このことは歴史に残っています。
第七千六百八話 完
2019・2・26
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