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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第40話:Special Skill
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みたいに危険な技じゃないようだな」
安堵の息を吐くエックス。
もし波動拳のような技ならどうしようかと思ったが、そうではないようなので安心した。
カプセルの中に入り、昇竜拳を習得したエックスはそのまま先に進むのであった。
しかしどれだけ先に進んでもあるのは床に転がる残骸のみで敵の攻撃がないのはエックスの体力のことを考えれば有難いが、寧ろ何もないのは逆にエックスの不安を煽っていく。
奥に光が見えたのでそこに駆け出すと、広い場所…コロシアムに出て、観客席に立体映像の見物人が現れた。
「立体映像の見物人か…悪趣味な」
「け・見物人は多い方がい・良いんだなぁ。お・お前もお・大勢にみ・見送られた方が良いだろぉ。き・気を遣ってや・やったんだなぁ〜」
「バイオレンか…相変わらず電子頭脳に異常があるようだな…俺と戦う前にまともに喋れるようにお前の仲間に電子頭脳を直してもらったらどうだ?」
オストリーグが死ぬ原因となったバイオレンに皮肉を言うエックス。
「む〜!!お前を壊してからす・するんだな〜!!」
エックスの皮肉に怒るバイオレンはエックスに向かって鉄球を投擲する。
「なら、お前は永久にそのままだな!!」
いくら心優しいエックスでも数多くの犠牲者を出したシグマの直属の部下であり、オストリーグの仇であるバイオレンを生かしておくつもりなど毛頭ない。
迫ってくる鉄球をダブルチャージショットの一発目で弾こうとするが、ビームコーティングが施されているのかチャージショットが弾かれてしまう。
「ぐはっ!?」
鉄球を顔面に喰らったエックスは吹き飛ぶ。
「き・決まったんだなぁ〜」
「もう一発!!」
勝利を確信し、隙だらけのバイオレンに二発目のチャージショットが直撃した。
「ぐっほーぅ!!」
まともに二発目を喰らったバイオレンは尻餅をついた。
「見た目通り…頑丈だな…」
「お…俺の鉄球喰らって…い・生きてんのはぁ〜おめが初めてなんだなぁーっ」
「生憎俺はお前よりも強力な攻撃を受けてきたんでな…そう簡単にやられはしない。」
まともに鉄球を喰らったことで顔が腫れているが、エックスは立ち上がる。
「二枚目が台無しなんだなぁ〜。次はか・顔だけじゃあ、す・済まないんだなぁ!!」
再び鉄球を投擲するバイオレン。
「舐めるな!こんな直線の攻撃なんて簡単に避けられる!!」
鉄球を横に動いてかわすエックスだが、鉄球の内臓されていたバーニアを噴かして強引に軌道を変えた。
「鉄球の軌道が変わった!?」
何とか防御が間に合ったエックスだが、変幻自在に動き回る鉄球によってダメージが蓄積していく。
「(落ち着け…奴の攻撃手段は鉄球によ
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