175部分:百七十五.世には
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
うから果物と一緒にお酒を優雅に振舞ってくれたら感激します。冬の狭い場所で火を囲み差し向かいで熱燗をやるのも一興です。旅で何かつまむものがあったらと言いながら飲むのもさっぱりしています。無礼講でもっと飲め、お酒が減っていないよと言ってもらえるのは有り難いことです。気になる人が酒好きで飲み明かせることは楽しいことです。
ともあれ酒飲みに罪はありません。酔って野宿した朝に家主が引き戸を開けますと寝惚け服で飛び起きます。髪を乱したまま衣を正す間もなく逃げます。裾をまくった後ろ姿や細い足の毛等見ていて楽しく如何にもです。
世には 完
2009・11・5
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ