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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第83話
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デュバリィは炎の魔法剣による薙ぎ払い攻撃をリィン目がけて放ち、対するリィンは太刀に炎の竜を纏わせた一刀両断攻撃で対抗し、二人の攻撃がぶつかり合った瞬間互いの攻撃を相殺すると共に鍔迫り合いの状態になった。
「フンッ、この私と真正面から鍔迫り合いができるとは、サザ―ラントでの出来事以降雛鳥達と共にマスターに鍛えられた成果は出ているという証拠ですか………!」

「ああ、お陰様でな…………!―――それよりも何のつもりで、再び結社の”実験”の為にエレボニアの地に現れた!?プリネ皇女殿下を通したリアンヌ分校長の貴女達への伝言、忘れたとは言わせないぞ!?」

「マスターの私達に向けたお言葉を私達が忘れる訳ありませんわ!私達はそれも覚悟の上で今、この場にいるのですわ!」

「!!」

「援護します、リィン教官!フラガラッハ――――滅!!」

「――――」
鍔迫り合いの最中に互いに睨みあっていたリィンがデュバリィの決意を知って驚いたその時、アルティナが側面から剣に変形させたクラウ=ソラスによる一刀両断するクラフト――――フラガラッハでデュバリィを攻撃した。
「チッ…………!」
側面からの奇襲に気づいたデュバリィは剣を引くと同時に後ろに跳躍してクラウ=ソラスの奇襲を回避した。
「聖なる水よ、奔流となり、我が仇名す者達に裁きを――――リ・カルナシオン!!」

「あうっ!?」
しかし予知能力で予めデュバリィが回避し終えた後の位置を予測していたゲルドの足元から水のエネルギーを発生させる魔術を受けて怯んだ。
「行くぞ―――突撃陣”烈火”!秘技―――裏疾風!」

「甘いですわ!」
リィンはダメージを上昇させる攻撃型のブレイブオーダーを発動させた後電光石火の如くデュバリィに斬りかかり、デュバリィは盾でリィンの電光石火の攻撃を受け流した。
「斬!」

「はあっ!ふふ、見切れますか…………?」
続けて放たれた斬撃波を跳躍して回避したデュバリィは分け身を作ってリィンを包囲し
「……………………」
包囲されたリィンは警戒の表情で次の剣技を繰り出す構えをした。
「斬!!」

「――――下がれ!」
そしてデュバリィが分け身と共に斬りかかるとクラフト――――弧月一閃でデュバリィのクラフト――――影技・剣帝陣を相殺した。

「出でよ、ソロモンの魔槍――――封印王の槍!!」

「アークス駆動――――エアリアルダスト!!」

「く…………っ!ああもうっ!さっきから、後ろから鬱陶しいですわね!行きますわよ…………っ!」
リィンの背後から次々と放ってきたアルティナとゲルドの魔法攻撃を間一髪で連続で回避したデュバリィは後衛の二人目がけて神速の速さで斬撃を叩き込むクラフト――――神速ノ太刀で強襲したが
「クラウ=ソ
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