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英雄伝説〜灰の軌跡〜 閃V篇
第83話
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は交互にエンネアに強烈な一撃を叩き込んで吹き飛ばした後、挟み撃ちにして無数の斬撃と打撃を浴びせ、止めの同時突撃攻撃をエンネアに叩き込んだ!
「あぐっ!?まさか…………たった3ヵ月でここまで化けるとはね…………っ!」
クルトとユウナの挟撃乱舞技(コンビクラフト)―――ファイナリティ・ゼストによって、大ダメージを受けたエンネアは態勢を立て直す為に大きく後ろに跳躍してユウナ達から距離を取った。


「滅せよ―――地裂斬!!」
アイネスは自分と対峙するアッシュ達目がけて斧槍を地面に叩き付けて衝撃波を襲わせる遠距離技でアッシュ達に先制攻撃をし
「散開してください!」

「言われるまでもねぇ!」

「はい!」
襲い掛かる衝撃波を見たセレーネの警告に頷いた二人はそれぞれセレーネと共に散開して回避した。
「ぶちかませ――――クレイジーハント!!」

「参りますわ――――えいっ!ハアッ!」
回避し終えたアッシュは攻撃力、魔法攻撃力を上昇させると共にクリティカルヒットを当てやすくする攻撃型のブレイブオーダーを発動し、セレーネは聖剣に光の魔力を纏わせて放つ連撃――――ホーリーラッシュでアイネスに攻撃した。
「この程度!」
セレーネの光の魔力を纏わせた連撃にアイネスは斧槍で防ぎ
「――――失礼!」

「っ!」
続けて放たれたセレーネの足に氷の魔力を纏わせた足払いにも咄嗟に後ろに跳躍する事で回避した。
「異界の海よ、我が呼びかけに応えよ―――津波!!」

「何っ!?―――盾よ!!」
ミュゼは魔術によって異空間から呼び寄せた津波をアイネス目がけて放ち、襲い掛かる津波に驚いたアイネスは逃げ場のない攻撃に対して絶対防壁の結界を展開するクラフト――――秩序の盾で防いだ。
「さ〜てと…………喰らえやっ!」

「く…………っ!?」

「こいつはオマケだ!」

「ガッ!?」

「クク、油断大敵ってな。」
ミュゼの魔術を防いだアイネスだったが、側面から飛んできたアッシュの武装のギミックによる鎖鎌の拘束を防ぐことはできず、拘束した後の鎌による斬撃を受けて怯んだ。
「崩したぜ!」

「続きます!」

「好きにはさせん!」
アイネスが怯むとアッシュとリンクを結んでいるミュゼが追撃してきたが、すぐに立ち直ったアイネスは斧槍を振るってミュゼの追撃を防いだ。
「落ちよ、聖なる雷―――ライトニングプラズマ!!」

「!!」
そこにセレーネがアイネスの上空から聖なる雷を複数落とす魔術を発動し、上空からの奇襲に対してアイネスはアッシュたち目がけて突撃する事で回避した。
「フンッ!」

「オラアッ!」
アイネスがアッシュたち目がけて斧槍を振るうとアッシュもヴァリアブルアクスを振るい、斧槍とヴ
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