第83話
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かりました。」
「それに各方面への連絡も代わりにしてくれてありがとうございます。」
「ふふ、ティータさんたちも手伝ってくれたみたいですね。」
「うん、すぐに発進できるようハッチを動かしてくれてね。各方面への連絡も済ませたし、そっちは心配しないで。どうか気をつけて…………!ミリアムちゃんも一緒に絶対無事に戻ってきてね!」
「ええ、ありがとうございます。」
「ふふ、それではまた。」
「ご協力感謝いたしますわ。」
リィンとセレーネ、ミュゼがトワとの通信を終えると、その様子を見守っていたユウナ達は冷や汗をかいた。
「ふう、いつ見てもとんでもないというか。」
「騎神にバックアップを任せる…………教官にしかできない離れ技だな。」
「え…………?でもリアンヌ分校長も騎神がいるから、リアンヌ分校長も同じことができると思うけど…………」
ユウナとクルトの感想を聞いていたゲルドが首を傾げて呟くとユウナ達は再び冷や汗をかいた。
「あの化物分校長を比較対象にする時点で間違っているっつーの。」
「というかそもそも、分校長の場合、騎神のバックアップがなくても単独で解決できると思うけど…………」
「――――とにかくこれで準備はできましたね。」
「ああ、乗り込むとしよう、どうか力を貸して欲しい―――俺達の大切な仲間を助ける為に!」
「――――はいっ!」
こうして準備を整えたリィン達は精霊窟らしき建造物の探索を開始し、建造物の奥へと進むとそこには霊力が満ちた場所に神機を待機させてその様子を見守っている鉄機隊と、光の網に包まれたミリアムとアガートラムがいた!
〜陽霊窟〜
「あ、あれって…………!」
「やはりか…………!」
「それに”実験”を担当する結社の使い手達もリウイ陛下達の情報通りですわね…………」
「サザ―ラントに現れた結社の”鉄機隊”…………!」
「”鉄機隊”…………お義父さんが言っていたリアンヌさんと縁がある結社の人達があの人達の事なのね…………」
「ミリアムさん…………!」
「む…………!」
「あら…………」
「アーちゃん!?リィンにセレーネ、Z組のみんなも!」
「なっ…………!?どうしてこんな場所に!?」
アルティナの大声によってリィン達に気づいたデュバリィ達鉄機隊とミリアムはそれぞれリィン達の登場に驚いていた。そしてリィン達は武装を構えて駆け寄り、デュバリィ達と対峙した。
「よかった…………ご無事のようですね、ミリアムさん。」
「まったく、ユーシスが思い詰めるくらい心配してたぞ?」
「えへへ………会議があるのに悪い事しちゃったかな。それじ
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