第83話
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いた。
「「……………………」」
「さすがの腕前だが…………」
「でも、届かないわけじゃないわ…………!」
「ハッ、このまま一気に押し切ってやるかぁ…………!?」
リィンとセレーネがデュバリィ達を警戒している中クルトやユウナ、アッシュは戦意を高めていた。
「…………フン。調子に乗るんじゃありませんわ。ここまではあくまで小手調べです。」
「なにぃ…………!?」
「この上、まだ余力があるというわけですか…………」
「ええ、”本気”の彼女達はこんなものでは無いはず…………!」
「ああ、気を抜くな!」
リィン達がデュバリィ達を警戒しているとデュバリィ達は戦術リンクらしき光に包まれた!
「今の光はもしかして…………」
「せ、戦術リンク!?」
「いえ、別の何かですわ…………!」
「気を付けて!ボクもあれにやられたから!」
デュバリィ達の光を見たゲルドは目を丸くし、光の正体を推測したユウナにメサイアは真剣な表情で指摘し、ミリアムはリィン達に警告をした。
「フフ、”星洸陣”を披露するのも久しぶりかしら。」
「我ら”鉄機隊”が結社最強とも謳われる所以―――」
「その身で存分に味わうといいですわ…………!」
「―――そこまでにしてもらおう。」
そしてデュバリィ達がリィン達に再び戦闘を仕掛けようとしたその時突如男の声が聞こえると同時に、鷹がデュバリィ達の前を通過した!
「鷹…………!?」
「むっ…………!?」
突然の出来事にデュバリィ達が驚いているとリィン達の背後から褐色の青年が飛んできてデュバリィ達の前に十字槍を叩き付けると同時に衝撃波を発生させてデュバリィ達を後退させた!
「…………あ…………」
「貴方は…………!」
「そ、その肌の色…………」
「ウォレス准将と同じという事は…………」
「…………ノルドの一族…………」
「旧Z組の最後の…………」
褐色の青年――ガイウスの登場にリィンが呆け、セレーネが目を丸くしている中ユウナとゲルド、クルトはそれぞれ呆け、ガイウスの正体を知っていたアルティナは明るい表情を浮かべた。
「久しぶりだな、リィン、セレーネ。ミリアムとは先日の通信以来か。」
「ガ、ガイウスなのか…………!?」
「フフ、まさかこんな所で再会するなんて。」
「あはは、間に合ったんだ…………!こうなったらボクも―――!おおおおおっ、うりゃああああっ…………!!」
ガイウスに話しかけられたリィンとセレーネが驚いている中ミリアムは嬉しそうな表情を浮かべた後気合で自身を拘束していた光の網を吹き飛ばした!
「ミリアムさん…………!」
「やった
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