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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica34魔女の誇りに懸けて〜Fabia Kroserg〜
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から・・・」

「むぅ。どうしてでもダメ・・・?」

なんでか今日のアリシアちゃんはちょう我が侭な感じがする。それだけ子供たちのことを案じてくれるんやろうけど、「ごめんな。私とアリシアちゃんは後衛やからな」って伝える。

「じゃあはやてが私と交代しようよ! テスタロッサ姉妹なら阿吽の呼吸で・・・」

「もう! アリシアはここで留守番! はやて、行こう!」

「じゃあそうゆうわけやからアリシアちゃん。ごめんな!」

「もう!」

不満丸出しのアリシアちゃんを置いて私とフェイトちゃんは扉を潜って、閉まりゆく扉を背に「んじゃ、始めよっか!」結界の突破を試みる。

†††Sideはやて⇒ヴィヴィオ†††

「はふぅ。なんとか撃退できましたね」

わたし、イクス、アインハルトさん、ミウラさん、ジークさんの5人は、わたしやイクスの魔力を感知して具現化したゴーレムトラップに見事引っ掛かってしまい、交戦せざるを得なくなった。巨体の割に素早い攻撃だったけど、わたし達の敵じゃなかった。正確に言えばジークさんの・・・。

「まさか、このようなトラップがあったとは思いもしませんでした」

イクスがバラバラになったゴーレム召喚トラップ本を親指と人差し指で摘むように持った。ゴーレムはどれだけ攻撃しても再生しちゃう面倒くさい仕様だったけど、心臓付近に埋め込まれていた本を吹っ飛ばせば何とかなるかも?ってことで、アインハルトさんとミウラさんとジークさんの協力の元、ゴーレムの胸に大きな穴を開けてもらったところでのディバインバスター。

「(おかげでゴーレム2体を無傷で破壊できた)これからどうしましょう・・・? わたしとイクスの魔力に反応しちゃうなんて・・・」

「無闇矢鱈に検索魔法でも掛けてトラップを起動させるのも大変でしょうし・・・」

わたし達の目の前に広がるのはズタボロな書棚。出来るだけわたし達の攻撃での破壊は避けたけど、ゴーレムの攻撃はそれを無駄にするかのように手加減無用で繰り出すからもうメチャクチャ。でも幸いな事にエレミアの書があるらしい候補棚は無傷だった。

「ウチはそれでも構わへんよ? この程度の強さなら対処できるし。ハルにゃんとミウちゃんも、それでええか?」

「はい。私もそれで問題ありません」

「ぼ、ボクもです!」

「ん。そうゆうわけやから、ヴィヴィちゃんとイクスちゃんは引き続き検索魔法でエレミアの本を探して。ウチらがゴーレムみたいなトラップの撃破を請け負うから」

アインハルトさん達からの提案ということもあって、わたしとイクスは検索魔法によるエレミアの書の捜索を再開。候補だった書棚の捜索を一通り終えて、「ここじゃなかったですね」と肩を落とす。

「まあまあ、気を落とさんでもええやん。1発
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