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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第37話:Weaknees
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て撃ち抜いて行動不能にするが、エックスにしがみつくように倒れる。
「うっ…」
エックスは反射的に振り払い、背後から聞こえた足音に振り返るとそこにはエックスが倒したイレギュラーが立っていた。
「そんな!?倒したはずなのに…何故復活しているんだ!?」
先の戦いでは確かにシグマパレスで倒したイレギュラーが襲い掛かってきたが、それはボディのみを再生したデッドコピーである。
そしてイレギュラー達の攻撃がエックスに襲い掛かる。
「ぐああああっ!!くそ、本当に…どうなっているんだ…」
理解不能な事態の連続にエックスは精神的に追い詰められていく。
マンドリラーの拳を受けて吹き飛ばされ、次はヘチマールの蔓に足を絡め取られて引っ張られる。
「ヘチマール!?どうして君まで…ん!?この粉は…」
自身の周囲を舞う粉に気付いたエックスは天井にスクラップの塊のような存在に気付いた。
「あれが原因か!?」
スクラップの塊にエックスはショットを連射して浴びせていく。
するとイレギュラーの姿が廃棄されたメカニロイドやレプリロイドに変わっていき、他にも稼働しているメカニロイドの姿も確認出来た。
どうやらあの虫のようなメカニロイドが機能停止していたレプリロイドやメカニロイドを動かしていたようだ。
「なるほどな…あのイレギュラー達は粉による幻覚だったのか…人の心に付け入るなんて絶対に許さない!!」
ショットを連射して敵を殲滅し、スクラップの塊を見上げる。
「降りてこい卑怯者!!」
「卑怯とは心外な」
スクラップの塊はエックスにスクラップをばら撒いてぶつけ始めた。
「卑怯な手の次は姑息な手を使うんだな!!」
チャージショットを放って撃ち落とそうとするが、スクラップがバスターの銃口を塞いでしまい、暴発して左腕が破壊されてしまう。
「ぐああああっ!!」
「いやいや、姑息な手でも意外な効果があるものでしょう?これは時間を稼ぐ必要は無かったですかね?私が私になるための時間を稼ぐ…ね」
突如スクラップの塊が光を放ったかと思えば姿を大きく変えた。
「何!?」
「私がメタモル・モスミーノスになる時間をね!!」
「姿を変えただと!?そんなレプリロイドが…」
時間経過で姿を大きく変えると言う前代未聞の存在にエックスは驚愕する。
「先程のは進化のためのほんの時間潰しですよ!!」
「卑怯な手をばかり使っていながら良く言えるな!!」
「ふっ!!勝利こそ全てなのはあなたも同じことでしょう?そしてあの鱗粉はただ幻を見せるだけではありません。あなたの心の弱さを映すのですよ。つまり、先程あなたが見たのはあなたの弱さなのです!!」
「俺の心の弱さ
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