第七千六百一話 あまりにも風情が
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第七千六百一話 あまりにも風情が
フランスはダブルライダーと言われてスウェーデンにこう返しました。
「あのな、流石にな」
「風情がないだか」
「わかってるじゃねえか」
「言った俺もそう思うだ」
「確かにダブルライダーは恰好いいんだよ」
フランスはこのことも認めています。
「それも尋常じゃなくな」
「新一号、新二号もだな」
「ニューサイクロンも含めてな」
「銀色のマスクにだ」
「一号は手袋とブーツが銀色で二号の手袋とブーツは赤でな」
このことで見分けられます、あとショッカーライダーはマフラーの色も違うのでそこでわかります。
「最高に格好いいぜ、ただな」
「親御さんの呼び方としてはだな」
「何の風情もないだろ」
「けどどう呼ぶだ」
「そう言われてもわからないから聞いてるんだよ」
残念なお顔で言うフランスでした。
「それで一号二号かよ」
「駄目だな」
やっぱりわかっているスウェーデンです、流石に親御さんの名前としてはと。
第七千六百一話 完
2019・2・23
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