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珍獣の子供
第六章
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だ、有島は宮沢に笑って話した。
「そうするでやんす」
「そだな」
「あっし達のやるべきことはこれで終わりではないでやんすから」
 有島は既にそちらに考えを向けていた、そうしてだった。
 今は宮沢と共に泡が見事に立っているビールを茹でられたソーセージと共に楽しんだ、次の一歩を踏み出す為に。


珍獣の子供   完


             2019・2・20
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