吹雪く水月8
[9/9]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
クのかちあげたビルに比べれば遅いもので、追撃すれば叩き落せるかもしれない。しかしリックは彼らが学校の敷地外へ飛んだのを横目で見ながら美音の方へ向かった。彼は教師であって、警察でも軍人でもなかった。
こうして、テロリストの襲撃事件は思わぬ形で幕を閉じる。
古芥子美音が平静を取り戻したのは、その後虚空に数発の術を発射し、エイジに氷で魔鉄器を凍らされ、リックが身体を焼かれながら美音を拘束し、美杏が必死に彼女に抱き着いて言葉をかけ続けながら彼女の首筋に無痛注射器を宛がうまで続いた。
注射を受けた美音は次第に脱力し、何度も謝りながら眠りについた。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ