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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第36話:Meyer Ruby
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左腕が溶解した。
「なっ!?左腕が…」
「忘れたんかエックス!?わしのバブルスプラッシュは強酸の泡やで!!水中ではバブルスプラッシュの攻撃範囲も広がり、どんなレプリロイドもドロドロに溶かして来たんや!!良くもわしの貯金箱を破壊してくれたもんやな!!お前もドロドロに溶かしたる!!」
小型メカニロイドを射出し、エックスに突撃させる。
エックスはそれをセイバーで弾いていくが、クラブロスは肩のビームシザーでエックスを捕まえて挟みこんだ。
「ぐああああっ!!」
「捕まえたでえっ!!このままバブルスプラッシュで…」
「ストライクチェーン!!」
「ぐへえっ!?」
クラブロスがバブルスプラッシュを放つ前にエックスが顔面にストライクチェーンの鎖を叩き付けることで何とか離脱した。
「簡単にはやられないぞ!!」
「くう〜っ、人がせっせと集めた金をばら撒きおって、このくそボケーっ!!お前は原型も残らへんくらいドロドロに溶けてまえーっ!!」
怒りの形相でバブルスプラッシュをエックスに向けて放つクラブロス。
先程よりも出力を上げているのか泡の量と規模が桁外れだ。
「待っていたぞ、お前が全力のバブルスプラッシュを放つ時をなっ!!」
ダッシュで床すれすれに移動するエックス。
「なっ!?バブルスプラッシュが何で当たらへんのや!!」
「自分の技を過信し過ぎたなクラブロス!!確かにお前のバブルスプラッシュの酸は強力だが、所詮は泡だ。床すれすれで移動すれば当たりはしない!!」
「そ、そんなあ〜っ!!」
「ストライクチェーン!!」
再び鎖を射出してクラブロスを雁字搦めして一気に引き寄せると左手に構えたセイバーを振るった。
「これで終わりだクラブロス!!あの世で銭勘定をしてるんだな!!」
チャージセイバーでクラブロスを斬り上げて一刀両断するエックス。
しかしクラブロスが死んだことで基地の自爆装置が作動してしまう。
「どうやら、クラブロスが死ねば基地の自爆装置が作動する仕掛けのようだな…急いで人質を解放して脱出しなくては!!」
急いで人質を解放して深海基地を脱出するエックス。
しかし、基地の崩壊には巻き込まれなかったものの、爆発の余波を受けて気を失ってしまう。
『…クス…エックス!!聞こえる!?』
「ん…エイリア……?」
エイリアからの通信によって意識を取り戻したエックスは周囲を見渡した後、通信に応対した。
「生きているのか…エイリア、こちらエックス…イレギュラー・クラブロスを処分は完了した。マイヤールビーは…残念ながら回収出来なかった」
『そう…貴重なエネルギー物資だけど悪用されるよりはマシね。お疲れ様エックス…今から
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