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【ユア・ブラッド・マイン】〜凍てついた夏の記憶〜
滴る氷柱3
[後書き]

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「……でも、朧さんに剣術で勝つのはものすごく難しいんじゃないかな。たぶん生身だとクラス全員で挑んでも勝率は0%だよ。リック先生なら分からないけど」
「うっせ。それぐらい知ってらぁ。そこで諦めてねぇから努力してんだろ?」


今回は珍しくエイジ視点。
エイジはちょっと他の人と理屈の観念が違うので、だいぶ歪に感じられるかもしれません。

日本皇国鎮守六天宮のウラ話:
六天宮はそれぞれが剣、槍、弓、槌、鎧、縄の国宝とそれを扱うに相応しい武術を代々受け継いでいます。なお、その戦闘能力の基準は建国神話時代から変わってない=鉄脈術とか関係なしに生身で神と戦おうとしているヤバイ人たちです。OI能力者が身内に生まれ始めてからは更に手が付けられません。
なので朧は現代から見ると異常なまでの生身戦闘力を誇ります。もちろん生身である以上、鉄脈術の相性的に覆せない相手はいますが。
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