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真・戦国天下御免〜三勇恋姫戦記〜
織田軍結集!義経を倒せ
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としぶとい奴だな 」

義経「(何故我にダメージを与えることができるのだ!?)このっ!! 」

バッ!

斧をどかした義経は素早く移動するが

その瞬間!

「今です! 」

誰かの声が聞こえた瞬間

ゴオオォォーーッ!!

義経「なっ!? 」

空から落ちてきた巨大な光の手が義経を押し潰そうとしていた。

すると

麦穂「よくやりましたよ小波さん 」

小波「麦穂様もさすがでございます 」

詩乃「麦穂様、小波さん! 」

声を出した人物である麦穂と攻撃を繰り出した人物、小波が姿を現した。

二人は詩乃、壬月と同じ真・天下大連合所属のメンバーであった。

丹羽麦穂長秀(にわ・むぎほ・ながひで)

織田軍家臣。御家流は相手の先の動きを読む『暗夜灯明(あんやとうみょう)』カナヅチ

服部小波正成(はっとり・こなみ・まさしげ)

忍者。御家流は自身の体の一部が入った御守り袋と自身を通信させる『句伝無量(くでんむりょう)』と巨大な光の手を相手に繰り出す『伊賀流奥義・妙見菩薩掌(みょうけんぼさつしょう)』

義経「お…おのれ!! 」

光の手を振り払おうとする義経であったが

麦穂「無駄です。私の御家流であなたの次の行動を読み 」

小波「自分の御家流をまともに食らったわけですから脱出は不可能です 」

壬月「お前も化け物の類(たぐい)らしいが私達だって鬼の相手をしているんだ。化け物の相手くらい慣れてるわけさ 」

普段から鬼の相手をしている壬月達の攻撃だからこそ草薙剣でしか傷つけることができないとされる義経にダメージを与えることが可能なのだった。

このままいけば義経は脱落する。

誰もがそう思ったのだが

義経「人間ごときが、我に勝てると思うなぁーっ!! 」

ゴオオォォーーッ!!

壬月「なっ!? 」

小波「これは!? 」

義経はありったけの妖力を出し

暗魔義経「暗魔義経、降臨! 」

ジャキンッ!!

暗魔義経(くらまよしつね)へと姿を変えた。

暗魔義経

義経が周りの妖怪の妖力を奪い取った姿。本来は巨大なサイズだが今回は周りに妖怪がいないためサイズは小さい

壬月「麦穂!指示をくれ!! 」

麦穂「は…はい!? 」

麦穂は暗夜灯明を繰り出そうとするも

暗魔義経「人間ごときが我を嘗めるなぁーっ!! 」

ゴオオォォーーッ!!

義経は力を溜め

暗魔義経「闇鴉の嵐神波!! 」

ビュゴオオォーーッ!!

物凄い嵐を巻き起こした。

壬月「くっ!? 」

何とか耐える壬月であったが

ビュゴオオォーーッ!!

詩乃「きゃぁっ!? 」

麦穂「あ〜れ〜!? 」

小波「無念です! 」

シュパッ!!

他の三人は耐えきれず場外に落ちてしまい

『真・天下大連合所属 竹中詩乃重治選手、丹羽麦穂長秀選手、服部小波正成選手脱落』

脱落してしまった。


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