外史世界での戦い・前編
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ヨナルデ率いる黒装束達が魔法世界にて暗躍している頃、外史世界にいる北郷一刀はというと
ブチッ!
一刀「はあぁ〜… 」
広い鍛練場の草むしりをしていた。
一刀「まったく華琳の奴め何が『仕事サボって女湯覗いた罰として夕方まで鍛練場の草むしりしなさい!』だ。だからあいつは心と胸が小さいって言われるんだよ 」
主に一刀にであるが
一刀「やめたやめた!魔法使いが草むしりなんてやってられるか!考えてみりゃ夕方まで待って魔法使ってこの辺の雑草を消滅させた方が効率いいぜ 」
魔法を使って仕事を楽しようと企む一刀
一刀「そうだ!暇だし、マジックタロットで占ってみるか 」
マジックアイテムが入ったマジックバッグからマジックタロットを取り出す一刀
このマジックタロットは占い用で一日一回しか使えないがありとあらゆることを占えるマジックアイテムである。
一刀「マジックタロットよ、今日の運勢を占いたまへ!! 」
一刀がマジックタロットを使って今日の運勢を占ってみた結果
シュッ!
タロットカードは全部で22枚あり表と裏で占いの結果が変わる。
その中から選ばれたカードは…
一刀「せ…正位置の『死神』だと!? 」
正位置の『死神』
それが意味するのは主に『死』である。
一刀「ま…まさか、この直後に華琳が現れて罰をサボった俺を殺すのか!? 」
それだけならまだよかったのだが
この時の一刀はまだ自分がもっと大変な目に遭うことを知らなかった。
すると
ズズズッ…
一刀「んっ? 」
突如、空間に歪みが発生し
その歪みから…
ヨナルデ「よいしょっと!ここで間違いないんじゃろうな 」
バァンッ!!
ヨナルデ率いる黒装束達
そして
デビバット「間違いないっての、少しは俺っちを信用してよ! 」
ヨナルデの子分となったデビバットが現れた。
一刀「お前、デビバット!?そしてもう一人はヘナルデストーリー!? 」
ヨナルデ「ヨナルデパズトーリじゃ!!何で魔法使い達はわざとらしく我輩の名を間違えるんじゃ!! 」
実はわざとではなく本気で間違っていたりする。
ヨナルデ「まぁいい、北郷一刀、悪いがお前さんを拐わせてもらうぞ! 」
ヨナルデが一刀を指さすと
一刀「へんっ!お前の魔力は精々嫌な音を聴かせるだけだろ。そんなお前に俺が拐われるかってんだ 」
確かにヨナルデ自身の魔力は低く、能力も嫌な音を聴かせるだけしかないのは事実であった。
ヨナルデ「我輩を嘗めるなよ!さぁ、我が子達よ、ここなら遠慮は要らぬ。奴を引っ捕らえるがよい! 」
ガルム「わかったぜ親父! 」
バババッ!!
ガルムを先頭に黒装束達が一刀目掛けて向かっていった。
一刀「誰だか知らねぇが返り討ちだぜ! 」
スッ!
一刀は十本の指に全ての召喚リングを填めて構えると
一刀
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