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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第33話:Brave
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てやる!!ソニックスライサー!!」

衝撃の刃がチョップレジスターを斬り刻み、ダメージを受けすぎたチョップレジスターは消滅していく。

『(仲間の助力があったとは言え、魔剣を…まさか彼は勇者!?)』

サブコントロールルームから出ていくエックスの後ろ姿を見つめるマザーの端末。

そしてエックスはブロックを回避しながら先に進んでいく。

「くそ!コンピューターセンターに何故こんなトラップがあるんだ…」

メインコントロールルームでは突き進んでいくエックスを監視する者がいた。

「(エックスか…先の戦いでB級から特A級に躍進したハンター。最早その戦歴は特A級ハンターのそれを容易く上回っている。今までの刺客は奴を侮っていた。そこに隙が生じる…だが、私は違う。徹底的に分析を重ね…そのデータを全てインプットした最後の罠が貴様を倒す)さあ、行け…レイダーキラー…エックスを始末しろ!!」

エックスの今までのデータをインプットさせた超大型コンピューター専用の侵入者撃退用メカニロイドを起動させ、エックスに差し向けた。

マザーセンター最後の難関であるレイダーキラーとの戦いが始まった。
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