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喰種の少女は麦わらと共に
ローグタウン
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く追いかけては来なかった。

「やめておけ、もう追いつけまい」

「お、おまえは! ドラゴン!?」
 そこにいたのはローブで全身を覆っている男。

「海賊かそれもよかろう、お前が信じる道をゆくのだルフィ」







 船がひっくり返りそうなほど海が荒れる。
「あの光をみてあれは導きの光といって、あの光の先に[[rb:偉大なる航路>グランドライン]]の入り口があるの」

「よっしゃ!! なら偉大なる海に、船を浮かべる進水式でもやろうか」

「おれはオールブルーを見つけるために」

「おれは海賊王!!」

「おれぁ大剣豪に」

「私は世界地図を描くために!!」

「お…お…おれは勇敢なる海の戦士になるためだ!!」
 一味のみんなが次々と樽の上に足を乗せて行く。

「私は………私は自分のルーツを見つけるために」


「行くぞ![[rb:偉大なる航路>グランドライン]]!!」
 ここから長い長い旅路が始まった。
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