第二章
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強さだからな」
「それでというのね」
「間違っても闘おうとかな、俺みたいにな」
そうした考えはというのだ。
「そこまで強いんだね」
「ああ、持ってる奴はいなくてもな」
「素早くてだね」
「その方が素早いのかもな」
持ち主がいない、即ち剣だけの方がというのだ。
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