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真・戦国天下御免〜三勇恋姫戦記〜
秋月八雲VS鞍馬義経
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桃香「妖怪!? 」

八雲「えぇ、しかもそいつは俺の持つ草薙剣でしか傷つけられないんですけど何か対策はありませんか? 」

八雲が皆に相談すると

仮面シャドー「ならこれを使うがよい 」

スッ!

仮面シャドーが懐から札を取り出した

八雲「これは? 」

仮面シャドー「『尊勝陀羅尼』といって魔除けの呪文のようなものだ。そいつを使えば大丈夫であろう 」

ということで八雲は札を預かったのだ。

合身八雲「俺的に使うのもどうかと思ったがお前が札を使ったのなら話は別だ。いくぜ! 」

義経「くっ!? 」

八雲の形勢逆転!

と誰もが思ったその時!

詩乃「み…皆さん、何処にいるんですか!? 」

合身八雲「なっ!? 」

真・天下大連合所属の詩乃が八雲達の前に現れた。

竹中詩乃重治(たけなか・しの・しげはる)

織田軍の軍師。最強決定戦には知恵袋として軍師ながら無理矢理参戦させられた。

これを義経が見た瞬間

義経「我に好機あり! 」

ガシィッ!!

詩乃「ひっ!? 」

合身八雲「あっ!? 」

義経は詩乃を捕らえると

義経「人間、剣魂合身を解くがよい!さもなくばこの者の命がないぞ! 」

詩乃を人質にして八雲の剣魂合身解除を言ってきたのだった。

合身八雲「汚ないぞ!! 」

義経「黙るがよい!さっさと剣魂合身を解け! 」

詩乃「ひぃっ!? 」

しかし八雲と詩乃はこの時が初対面

八雲が詩乃を見捨てることも十分有り得たのだが

シュパンッ!!

八雲は剣魂合身を解いてしまった。

詩乃「な…何故です!?私とあなたには何の関係もないはずです!?私を見捨ててこいつを… 」

八雲「できるわけないだろ!困っている人を見捨てるなんてさ 」

と言う八雲だが

これが詩乃ではなく、もし酉居ならば容赦なく見捨てていたであろう

義経「馬鹿め!同じ人間を見捨てるわけにはいかない。それが貴様ら人間の弱点だ! 」

シュシュッ!!

そして義経は印を結ぶと

義経「秘術・天狗封印の術! 」

ゴゴゴッ…

八雲「なっ!? 」

周囲にある瓦礫が八雲を挟み

バッシイィーーンッ!!

八雲は瓦礫の間に封じられてしまった。

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