第三十話 九州攻めに向けてその一
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からじゃ」
それ故にというのだ。
「わしはじゃ」
「島津家の九州統一は許しませぬな」
「他の家もそうであったな」
「はい、どの家もです」
「残すがな」
それでもというのだ。
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