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ドリトル先生と日本の鉄道
第十一幕その三
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「自分達こそ平和じゃない」
「言論弾圧していて民主主義も否定している」
「自覚あるのかしら」
「というか自分達の主張を押し通すのが民主主義?」
「言論の自由とか思っているのかしら」
「そうかも知れないね、そうした人達が来たら」
 それでもというのです。
「僕が反論するよ」
「頑張ってね」
「その時はね」
「そんな時来ないに限るけれど」
「そもそもね」
「それが何よりだよ」
 心からこう思う先生でした。
「ああした人達が来ないこと自体がね」
「全くよね」
「博物館は学問の場所だし」
「抗議しに来る場所じゃないから」
「そもそも場違いだから」
 こう言ったのです、そしてでした。
 チープサイドの家族が最初に先生にこう言いました。
「沖縄でああした人達見たし」
「この目でね」
「どうした人達かわかっているから」
「充分に対すること出来るわね」
「暴れる様なら警備員さん呼べばいいし」
 トートーはこうした知恵を出しました。
「強制退去も止むを得なしだからね」
「まあ僅かなおかしな人達の変な抗議なんてね」
 そもそもと言うジップでした。
「気にしなくていいしね」
「多くの人が楽しく学べることが大事だよ」
 ホワイティもこう考えています。
「何よりもね」
「そもそもちょっとやそっとの抗議で中止とか」
 チーチーはこのことについて言及しました。
「その方がおかしいよ」
「そうした人達の常で自分達の意見が多数派とか言うみたいだけれど」
 老馬はこのことを指摘しました。
「それちゃんと統計とか出してるのかな」
「自分がそう思って言っているのなら」
「もうそれ自体がおかしいから」
 オシツオサレツも二つの頭で言います。
「そんな人達の言う通りにしていたら」
「おかしくなるばかりだよ」
「クレーマーはクレーマーに過ぎない」
 ダブダブは右の羽根を挙げて言い切りました。
「気にしていたら仕方ないわ」
「お店でもそうよね」
 ポリネシアもクレーマーと認識してお話をしました。
「そんな人の意見一々聞いていたらどうしようもないわ」
「そう、変な人達の意見を絶対多数の意見と認識したらね」
 先生もこう言います。
「事態は悪くなるだけだよ」
「本当にね」
「そうした人達って結局クレーマーね」
「ただ抗議するだけの」
「そうした人達よね」
「そうだよ、だから相手をしたら」
 それでというのです。
「列車砲どころか博物館の他の軍事関係を紹介しているコーナーもね」
「全部なくなるわよね」
「そこからどんどん言ってきて」
「絶対にそうなるよ」
「クレーマーの人って自分の意見が一旦通ったらどんどん言ってくるし」
「ここで止めないとね」
「そうだよ、だからね」
 それでと
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