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ベル・クラネルが魔剣使いなのは間違っているだろうか
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いだ。持ち主を残して消えていっちまう。それがどうにも悲しくて、俺が造った意味がなくなっちまったような気がしてよ」
「……」
「でも、お前の意見とお前の持つ魔剣の意見を聞いて少し…本当に少しだが魔剣を作っていこうと思えたよ」
ヴェルフの言葉にヘファイストスは静かに驚いていた。何故なら、彼は魔剣を造ることをとても嫌っていた。造った魔剣だって自分が造るようにいったたった一本だけ。それ以降造ることはなくそのためその才能を無駄にしていることからファミリアのなかでも孤立していった。そんなヴェルフが作っていきたいという言葉出た。鍛冶師として彼の
主神
(
おや
)
としてとても嬉しい一言だった。
「…そうか。なら、もしまた作り出したらその最初の一振りをみてみたいかな」
「おう!誰よりも最初に見せてやるぜ!」
二人のそんな会話を
主神逹
(
おやたち
)
は優しい表情で見ていた。
「いつの時代も
友情
(
こういうのもの
)
は見ていて心が温まるね」
「そうね。だから
眷属
(
こども
)
たちは大切にしないとね」
再び視線をベルとヴェルフに向けるとそこには楽しく話す二人の姿があった。
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