131部分:百三十一.貧しき物は
[8]前話 [2]次話
百三十一.貧しき物は
百三十一.貧しき物は
貧しい人はお金を貢ぐ行為こそが愛情表現と思い年老いた人は肉体労働の仕事こそが社会貢献だと考えております。あえて言わせて頂きますとそうしたように考えますのは身の程知らずでしかありません。何故かといいますと人というものは自らの限界というものを知ってそのうえで出来ないことはしないことです。それが許されないというのでしたらそれはそうしたことを許さない人の方がおかしいのです。身の程知らずにも己の限度を超えるような行動をするということはそうしたことをsるその人の頭がおかしいのす。
貧しい人が見栄を張ればもうそれで泥棒になるしかありませんし年老いた人がきつい仕事を続けていればその結果病を得てそのうえで死んでしまうのが世の常であります。何事も己の分を考えて何かをすることです。悪いことをしてしまったり死んでしまってからでは取り返しがつきません。まずは己が何をできるのか、何をできないのか考えてそのうえで動いていかなくてはいけません。そうしたことができなくてどうして何かをできましょうか。そうしたことがわかっておらずそれで悪いことをしたり死んでしまったりする人を見ているのも実に心苦しく悲しいことであります。そうしたことを見て何かを思う人のことも考えれば無茶はできません。結局は自己満足でやるということでしょうか。それもまた実に悲しいことなのでやはりそうしたことをしてはいけません。
貧しき物は 完
2009・9・22
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ