暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第28話:Glitteing Death U
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を押さえて笑い始める。

「ククク…承知しております…シグマ様も余興好きですな……お言い付け通りに仕上げていますよ。エックスを葬る最凶のハンターに!!」

扉が開くと光に照らされて良く見えないが、細部こそ違えどゼロに酷似したシルエットが浮かんでいた。

そしてエックスはハンターベースに戻るとエイリアに出迎えられた。

「お帰りなさいエックス…あら?エックス、そのヘッドパーツ…」

微笑みと共に告げられた言葉にエックスはマイマインのことで傷ついた心の痛みが和らぐのを感じた。

エイリアはエックスのヘッドパーツが変化していることに気付いて興味深そうに見つめる。

「うん、ただいまエイリア…ライト博士が俺にヘッドパーツを与えてくれたんだ」

「そうなの…バックアップを取りたいところだけど、今はゆっくりと休んで」

エイリアはケインからエックスの出自をある程度聞いており、エックスがライト博士の遺作であることと、前回の戦いでのエックスの強化アーマーがエックスのために用意されたライト博士製の物であることを聞かされているのだ。

何故既に故人であるはずのライト博士がホログラムと言う形で存在しているのか、ライト博士のことで色々と聞きたいことは1人の研究者として山程あるが、今でなくとも良いだろう。

エックスが生きていればライト博士について色々なことを聞けるのだから。

「それじゃあ、ケイン博士への報告を終えたら休むよ」

「ええ、次の任務までゆっくり休んで…次の任務も必ず帰ってきて。私はあなたに聞きたいことが沢山あるんだもの…そうそう、ファーストアーマーの修復が終わったから次の任務には持っていけるわよ。ライト博士の新しいアーマーが用意されてるならすぐに御役御免になりそうだけど」

「そんなことないよ、君の用意してくれたアーマーのおかげで俺は多少の無茶が出来るんだから…まだまだ使えるよ…それじゃあまた」

「ええ、また」

エックスの言葉にエイリアは微笑みながら作業に戻り、それを見たエックスもケインへの報告に向かうのであった。
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