真なる目的、嵌められたエレナ
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B「せいやぁっ!! 」
シュッ!!
シーサーペント「うわぁっ!? 」
黒装束C「でかい奴は戦いがいがあって好きだぜ!! 」
めきめきぃっ!!
リンドヴルム「ぐわあぁーっ!? 」
黒装束D「大きな体でも動けなきゃ無駄よね 」
ガルーダ「くっ!? 」
シーサーペント、リンドヴルム、ガルーダは苦戦していた。
エレナ「みんな!? 」
しかし、この結果はエレナの召喚獣達が弱いという理由だけではない
戦いの場が魔法使い達のシンボルである魔法城であるため召喚獣達は力を全力で出せないのも苦戦している理由であった。
ヨナルデ「ケケケッ!魔法使い共のシンボルである魔法城を魔法教皇の孫であるお前さんが傷つけるわけにはいかぬから気を付けるがよい 」
エレナ「くっ!? 」
悔しいがヨナルデの言う通りであったりする。
だが
フェンリル「お嬢、すまないが力を少し使わせてもらうぜ! 」
エレナ「えっ!? 」
唯一互角の戦いを繰り広げていたフェンリルが
フェンリル「食らいやがれ!! 」
ボオオォォーーッ!!
黒装束A目掛けて炎を繰り出した
黒装束A「・・・ 」
ゴオオォーーッ!!
黒装束Aは避けようともせず炎に飲み込まれてしまうが
黒装束A「俺に炎なんて通用しないぜ!」
シュバッ!!
黒装束Aは無事な姿で炎の中から飛び出した。
シュボォッ!!
だが炎で黒装束が燃えて消滅してしまい
バァンッ!!
黒装束に隠された黒装束Aの姿が明らかになった。
エレナ「人間…!? 」
黒装束Aの姿を見て驚くエレナ
何故ならその姿は肌が色黒で頭に黒のバンダナを巻き、右頬に十字の傷があり、目付きの鋭いワイルド風な感じをした人間の男であったからだ。
悪魔族であるならまだしも、人間が悪魔族に協力するエレナが驚くのはこれだけで十分であった。
ヨナルデ「ガルム、手抜きしないでとっとと倒さんかい!! 」
フェンリル「ガルムだと! 」
ヨナルデが黒装束Aことガルムに指示すると
ガルム「わかったよ親父、フェンリル、こいつはさっきの礼だ 」
ゴオオォッ!!
ガルムは両腕に漆黒の炎を纏わせ
フェンリル「お前、まさか…!? 」
ガルム「消えな!ダークネス・クロスフレイム!! 」
ズバアァーーッ!!
フェンリル「がはあぁーっ!? 」
隙を見せたフェンリルに一撃を食らわせた。
エレナ「フェンリル!? 」
フェンリル「お…お嬢、すまねぇ、だが俺の記憶が確かなら奴は… 」
その先を言おうとするフェンリルであったが
ドゴォッ!!
フェンリル「ぐふぅっ!? 」
ガルム「黙ってろ 」
ガルムの一撃を食らいフェンリルは気を失ってしまった。
エレナ「よくもフェンリルを! 」
ガルム「何だ。俺とやろうってのか 」
フェンリルを倒された怒りからガ
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