暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第27話:Glitteing Death
[2/3]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
出来ないリフレクザーと違って岩や壁にも反射出来るレーザーが撃てるようだわ』
「成る程な!!」
支援メカが放ったレーザーが岩や壁に反射されたことを確認したエックスはダッシュで反射されたレーザーをかわす。
しかし、回避が出来たのは最初のみで反射の軌道は読みにくく、徐々にエックスに当たり始める。
「メカには攻撃が効かないとなると…あの水晶に埋め込まれたメカニロイドを狙えば!!」
すぐさま水晶に埋め込まれたメカニロイドにチャージショットを当てる。
しかし、大型なだけあってチャージショット1発では決定打にはならないようだが、それでも水晶に罅が入った。
「よし!俺が先に倒れるか、お前が先か体力勝負だ!!」
反射されたレーザーの軌道は回避は困難。
ならば肉を切らせて骨を断つ。
ダメージ覚悟でショットを連射し、メカニロイドにダメージを蓄積させていく。
そして水晶の罅は広がっていき、それを見たエックスはとどめのチャージショットを炸裂させる。
チャージショットでメカニロイドを破壊したのと同時に声が響いた。
「声だ…恨みのような…悲しみのような…」
「これもまた“美”…か」
「え!?」
声に反応して振り返ると、カタツムリの殻のような物が此方に転がってきた。
「美とは永遠…それ故にその終わりは想像もつかぬ“艶”を持つのか…貴様のおかげで新たなる“美”が分かった。然りとて礼は言わない!醜い僕のたった一つの心の拠り所を砕いた貴様を許しはしない!!絶対にぃぃ!!」
殻のような物から姿を現れたレプリロイドのデータを検索する。
レプリロイドの名はクリスター・マイマイン。
出自と所属は不明だが、水晶を操る力…特に対象の動きを鈍らせると言う能力を持つ危険なイレギュラーとして認識されている。
マイマインの口から放たれた液状の水晶弾がエックスに直撃し、エックスを水晶の中に閉じ込めた。
「醜い死に方だ…こんな醜い死に方をする奴に僕の…僕の……心の友は倒されたのか………」
メカニロイドの残骸の元に向かい、膝をつくマイマインの視界に比較的大きめの水晶の欠片があった。
「友の…欠片……もう、君の輝きにこの身を委ねることは出来ないのか…ならば…君の輝きをこの身の中に閉じ込めよう…これで何時までも一緒にいられる…」
マイマインはその欠片を拾って飲み込んだ。
友と呼んだメカニロイドのことを体の中に閉じ込めるために。
しかし、エックスを閉じ込めた水晶が一気に溶解し、エックスは水晶から抜け出した。
「うおおおおおっ!!!」
スタッガーの炎属性の特殊武器であるラッシングバーナーで水晶を溶解させたのだ。
「チッ!死に損ないがーーーっ!!砕いてや
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ