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新訳・転生マブラヴ オルタネイティヴジェネレーション
その頃 地球の情勢では2
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連中も声を上げたが、火星軍や政府としては直接渡したほうが早いという回答であったが、

実際に彼らの言い分はなにも間違ってはいないために、中華としてはなんとしても権力という蜜を吸いたいが為に今はアメリカ側にいるだけであった。




ソ連とドイツとしても立場的には中立であるのだ、そもそも、その新型爆弾が開発に、成功したとしても、その実験場の提供場所として、ソ連かドイツかまたは中華側しかないのだ。


現状のハイヴの数は、本来の歴史よりも、ハイヴの数が圧倒的に少ないために、そんな危ない爆弾を使わずとも、火星軍に協力してもらえれば一番楽ではないかという意見が上層部に圧倒的に多いのだ。



また、なによりも、一番アメリカが頭を抱えているのは、火星軍が地球上で作り上げたスペースコロニーと呼ばれる人口の大地であった。



これは流石に大きさが大きさなので、地球側から普通に分かってしまうほどの大きさであった。

つまりは地球が仮にだハイヴだらけとなってしまったとしてもだ、この人口の大地でいればいのではないかという意見が多いのだ。



その意見もアメリカとして馬鹿には出来なかった、彼らが作ろうとしているものは地球が脱出する為の宇宙船なのだ、しかも大きさが大きさなのだが・・・



「それにだ、第五計画の新型爆弾やまた地球を見捨てる計画よりもだ、アメリカよ火星政府に頭を下げてあの人口の大地の作り方の教えをこうほうが先ではないか?」


「そうだ、プライドよりもだ、このままでいけば仮にBETA大戦が終結してもだ地球の環境が色々とまずいだろう、特に対レーザー用の弾頭によって環境が破壊されているのだ、移住先としては悪くはないと思うがね、これこそが新しい第五計画にふさわしいとは思わないか各国の議員よ」



「「「「「「「おおおおおおお」」」」」」


確かにそうなのだ、実際に彼らにしてもだ、仮に地球に残ったとしてもだ、その環境下で暮すよりかは


契約者達からの連絡で、ロンデニオン・コロニー群の中の、ひとつのコロニーは、とても環境が良い上に、人が住める環境下であるというのだ、さらには1G下で有るというもの色々と大きいのだ。



彼らにしてみれば、無重力になれると、人間の骨や筋力が低下するのは、分かっていたからこそ、宇宙に出るのは最後の手段と考えていたのだが、こんな手段が、近くにあるのに、それを使わない手はないと考えるのは普通であった。



またそれに同時にコロニーということは、いざというときに自分達が作ってきた財産や歴史的な価値が有るものを丸ごと持っていけるということもある。


さらには一部の勢力ではあるが、同時に独裁者になれるともそれは気づいていたのだ。


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