暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第26話:ZERO
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
発見し、急いで駆け寄る。

「ケイン博士、大丈夫ですか?」

「おお…エックスか…わしは大丈夫じゃが……すまん!!ゼロが…」

「え!?まさか!?」

ゼロのカプセルのあった場所を見るとゼロのカプセルが破壊され、ゼロのボディが失われていた。

「ルインは何とか別の場所に隠せたが、ゼロは間に合わずにイレギュラーに奪われてしもうた…すまんエックス…」

「ゼロ…」

ゼロが敵の手に落ちてしまったことにエックスは思わず拳を握り締めるのであった。

そして一方で、シグマの基地ではシグマが新たなボディを使っての実戦訓練をしていた。

現れたメカニロイドを爪で両断し、次に迫ってきたメカニロイドも引き裂こうとするが、その動きはどこか以前のボディと比べて鈍い。

右腕に異常が発生し、動きが悪くなって攻撃を外してしまう。

「チッ!外した!!んぐぁっ!!」

攻撃を外してメカニロイドの反撃が掠るものの、今度は攻撃を当てて破壊した。

『お見事でございますシグマ様』

訓練を終えたシグマだが、その言葉に苛立つ。

「お見事……だとぉ…?」

その直後、異常が起きている右腕を引き千切り、それを投げ捨てた。

「不良品の体で何が出来る!!私の体がバグに侵される前に水晶を集めるのだ!!レプリロイドのエネルギー源であり、能力を高めるエネルゲン水晶をなーーーっ!!」

シグマのボディはバグに侵されており、それを克服するためのエネルゲン水晶の収集を急がせる。

エックスとシグマ軍との3戦目は間近である。
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ