SS19 アンリミテッド・ハードワークス(無限の筋トレ)
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有結界を展開したから、身体に負荷がかかったのですね。」
「ああ…よかった…。このままだったら、あの空にいた筋肉神に染め上げられてるところだったわ…。」
「桜、しっかり!」
ぐったりし、元の姿に戻った桜をライダーが支えた。
「固有結界のくせに、桜に影響を及ぼすなんて…。士郎! 二度と、絶対に使うんじゃないわよ! 士郎、聞いてるの!?」
「ダメです。力を使い果たして返事ができないみたいです。」
「魔力の濃度はすごくても、量は少ないのね。」
「いいえ。おそらくですが、筋肉に魔力が行きすぎてて、他に回せなくなっているのでは?」
筋肉魔法からは、微量ながら魔力が含まれている。おそらく魔術回路が筋肉魔法仕様にデタラメに構築されてしまって、他の魔術を使うのに適さなくなってしまったのではないか?
それがライダーの見解だった。
士郎は、『アンリミテッド・ハードワークス(無限の筋トレ)』を取得した。
「…お…俺の世界(無限の剣製)が、筋肉に汚染された……。」
アーチャーは、ひとり、ガクッと両膝と両手をついて、号泣した。
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