SS16 アーチャーの不運
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れてみれば…、顔の骨格はお兄ちゃんに似てるかもね。髪の毛下ろしたせいかもしれないけど。目つき悪かったから全然気づかなかった。」
「私だって、この世界線の士郎と同一人物だったら、当たりだって思えたんだけどね。」
「うぐっ!」
凛の言葉がさらに追い打ちをかける。
「アーチャー殿…、泣いていいと思います…。」
背の高い身体を丸めてシクシクっと泣いているアーチャーに、セイバーが哀れむように言った。
「それより、良い匂いがするね! 私も食べたーい!」
「分かった分かった。イリヤの分も作るから待ってろ。」
「わーい!」
「はー…。」
「桜…。気を遣わなくて良いのですよ?」
「だいじょうぶよ、ライダー。」
「あっ…。」
士郎は、ハッとした。
慎二を殺した敵が目の前にいるのになぜ気づかなかったのだと。
「どっち道…、アイツ(慎二)は、いつか誰かに殺されていたでしょうね。」
凛が冷たく言った。
「遠坂…。」
「引きずりすぎても、後に響くだけよ。でも…忘れることの方がもっと辛いでしょうね。」
「姉さん…。」
「いい? 桜。忘れちゃダメよ。でも、引きずリ過ぎないようにね。」
「……うん。」
桜は、コクリッと頷いた。
その後、夕飯となったが。
その頃には回復したランサーと、アーチャーが士郎特製・筋肉増強食(?)を前に、再び気絶しかけるのはまた別の話である。
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