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うちはオビト逆行物語 改 〜逆行?何それ美味しいの?〜
幼少編
うちはオビト逆行物語『対ガイ』
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第三次試験に向けての修行は、カカシやリン達にメニューを組まれながらの不自由なものになってしまった。アスマとカカシと共に修行、さらに自主練、それに加え任務と遂行していた自分は休んでいないと判断され(自分で言い出せなかったのも悪いが)、ミナト先生の了承を得て実行されることになった。
正直柱間細胞があるから疲れ知らずなのだが、そう説明しようにも分かるはずも無いだろう。便利なものではあるが面倒臭いのが本音だ。
「ったく、ホントに大丈夫だって何度も言ってんのにな?シスイ。」
「兄さんが大丈夫でも、皆さんは心配なんじゃないかな、兄さんって聞く限り結構無茶してるし。」
たまにはゆっくりするのも丁度いいんじゃないの?そう言って笑うシスイに思わず釈然としない気持ちにとらわれる。何故弟に窘められているのか、俺困らせるような事言ったかな?そんな我儘ったらしく言ってないと思うぞ?
「休んでてもなぁ…考える事しかしなくなるし、どっちにしろ変わんねって。」
「…なんかさ、兄さんっていっつも急いでるって言うか、何かに必死だよね。」
急いでる、何かに必死…そりゃ、そうもなるだろ。だって、もう1年と無いんだ。俺が卒業してまだ数ヶ月、13歳のあの神無毘橋の戦いまで数ヶ月と、ないんだ。
弟との…シスイとの時間だって、少ないんだ。
「…じゃあ今日は俺じゃなくてシスイが必死になる番だな。」
修行付けてやるよ、と言ってやれば、さっき諭していたはずの弟が嬉しそうにホント!?と目を輝かせるのだ。こんな風に誤魔化せるのも何時までだろうか、この子の成長を楽しみにしながらも、怖い自分であった。
第三次試験、当日。結局俺の修行は終始管理されっぱなしだったが、カカシやリンと共に居られる時間が多かったことには感謝している。なんだかんだ二人とも一緒にいれたなら結果オーライなのかもしれない。
「よっ、バカカシ〜!」
「…はよ、なんでお前そんな能天気なの。」
能天気にやらねばこっちがやってけねぇっての。個人戦であのガイとブチ当たるんだぞ。正直どの位の度合いで本気を出せばいいのかわかんねぇし、俺そこまで器用じゃないんだからいつボロが出るかと思うとヒヤヒヤしてんだよ。
「うん!二人とも今日も仲良しだね!でも今日が最終試験だからね。気を引き締めるように。」
「…仲は良くないですよ、先生。」「仲は良くねぇよ!」
同じタイミングで似たような発言をして思わずカカシを睨む。カカシもカカシでこちらをジド目で見てくるも、嫌味一つも言わないらしく、ただそれだけの時間が一瞬だけ続いた。
「二人とも頑張ってね!今日は精一杯サポートするから!」
リンの応援してくれる声におう!とカカシとの睨み合いを辞めて笑顔で返すと、カカシの方向からため息が聞こえた。
『第三次試験の内容を発表する。』
出てきたのはま
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