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うちはオビト逆行物語 改 〜逆行?何それ美味しいの?〜
幼少編
うちはオビト逆行物語『班対抗戦』
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たっぷりと説教じみた何かを受けた俺は、半分ヘトヘトの状態で中忍試験を受けることになった。
…とはいえ、何事もなく第二次試験にまで行けてよかった。ある程度知識があったから一次試験は何とか全問書けたしな。
あの忌まわしい前回の記憶がこうも自分の為になるとは、夜は残酷である。
『第二次試験の内容を発表する。』
班対抗戦の課題が表示され、それぞれの班がトーナメント表として出てくる。
「…ガイたちチョウザ班、か。」
「ある意味、1番当たりたくなかった…。」
カカシの鬱陶しそうな表情に思わず苦笑いを浮かべる。ガイにライバル認定されてるもんな、お前。
ガイ、エビス、ゲンマの3人。正直エビスとゲンマは前回里でちょっと見たくらいだからなぁ。実力がどれほどのものか、前も分からなかったし、警戒しながらこなしていけばいいだろう。
班対抗戦のルールは簡単。相手の班全員を戦闘不能にさせる事が勝利条件で、クナイなどの忍具は医療忍者のみ許されるが、オリジナル忍具は可である。忍術は殺能力の高い術、禁術以外なら何でもアリ。如何に忍びらしく戦えるかが肝であろう。それとチームワーク。班対抗戦の意味を理解しなければいけない。
「…少しだけ作戦を練ろう。いいな?」
「ま、それが妥当よね。」
「うん!」
ゲンマの千本吹きはクナイの威力を相殺する程の威力を持っている。下手に当たれば危うい。エビスも能力事態は高いし、ゲンマ同様忍術のいろはを把握しているだろう。それもそれで厄介だが。
「それではミナト班とチョウザ班による班対抗戦、始めっ!」
ガイを先頭にエビス、ゲンマが走り出す。それを見てカカシは右、リンは左、俺は正面に駆け出す。
「火遁、豪火球の術!」
ごぉ、と激しい音を立て豪火球はそのまま3人に向かって飛んでいく。ガイが1番厄介だが、やつは至近距離でなくては力が発揮できない。ならば近づけさせなければいい話だ。それをガイ、ゲンマは右側に、エビスは左側に避けて回避する。
…よし、エビス1人がリンの方向へ行った。
「リン!」
リンに合図をすればリンは大きく頷きクナイを構える。医療忍者は戦闘に参加しなくてもいいと言われているが、自分も何かしたいと言ったリンの意志に答えての作戦でもある。エビスは確かに優秀だし、何をしてくるかわからない。
「土遁!」
「っ、てい!!」
…だが、リンの隠れた爆発的なパワーには叶うはずも無い。
リンはクナイの持ち手をエビスの方に向けそれで思いっきり顔面に突き付けるようにしてエビスを殴ったのだ。
リンの隠れた爆発的なパワー…、本人の前では決して言えはしないがリンは意外と力強いのだ。まぁ、思わぬ方法で使われたクナイで突然の痛みを受け気絶したエビスにはご冥福をお祈りする他ない。
「ナイスリン!」
「うっ、うん!!」
「…ホントにアレで
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