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ロックマンX〜Vermilion Warrior〜
第25話:Duel
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、敗北したスタッガーが憤る。

『何ーっ!!ゼロ!俺が負けたと言うのか!!』

『そうだ、潔く負けを認めろフレイム・スタッガー。曲がりなりにも特A級ならな。』

憤るスタッガーを鋭く睨み据えるゼロに何も言えなくなり、スタッガーは無言となった。

そしてシグマの反乱の際にハンターを脱隊し、エックスへの復讐の機会を待っていたのである。

「俺は負けちゃいねえ…さあエックス、マグマの洗礼を切り抜けて俺の元まで来い!!」

そしてエックスは壁蹴りを駆使して下から迫るマグマかは逃げていた。

「まさか、敵の基地の中でマグマと追いかけっこをするとはな!!」

いくら熱に高い耐性を持ち、ファーストアーマーで防御力を高めたエックスのボディでもマグマの熱は耐えられないので急いで出口まで急ぐ。

足場にする岩に足を引っ掛けるが、足場の岩が崩れてマグマに落下していく。

「(まずい!このままではマグマに飲み込まれる…よし、この武器を!!)ストライクチェーン!!」

バスターから鎖を射出し、出口の岩に先端を食い込ませるとそのまま鎖を元に戻すことで出口にエックスが引っ張られる。

「ふう…ヘチマールの武器が無ければ危なかったな…用心しなければ…」

ヘチマールの特殊武器によって救われたエックスは安堵の息を吐いて先に進む。

「ここに敵の本陣があるはずだ…恐らくマグマの真ん中にある岩山がそうだろう…行くか!!ストライクチェーン!!」

鎖の先端を岩に突き刺して本陣である岩山に向かい、その内部に侵入するエックス。

そして岩山の中枢とも言えるマグマのコントロールルームに入ったのだが…。

「誰もいない…ここにボスはいないのか?ここでマグマをコントロールしているんだろうが、下手に破壊するとどうなるか分からないからな…仕方ない、一旦…戻るか…」

一度任務を中断してハンターベースに帰投しようとするエックスだが、何かがぶつかるような音に足を止めた。

「ん?上!?…ぐあっ!!」

回避する暇もなく、何者かの突進をまともに喰らって上空に向かって跳び上がり、天井で跳ね返って床にエックスを叩き付けようとする。

「叩き付け……ぐはあ…っ!!」

床に叩き付けられたエックスは苦悶の表情を浮かべるが、エックスを床に叩き付けた存在は即座にエックスから離れると高笑いした。

「隙・隙・隙・隙・隙だらけだぜーっ!!」

「お前はフレイム・スタッガーか!?いや…しかし以前とは姿が違う…」

ボディの形状が以前の物とは違うことに気付いたエックスは表情を顰めた。

「貴様を確実に倒すため、シグマに改良して貰ったのさ!!」

シグマに改良してもらったことでより強力な炎と高い格闘能力と機動性、耐久力を得たスタッガ
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