暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜無限の可能性〜
第6章:束の間の期間
第195話「合間の出来事・後」
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んだが」

「大方、以前の時と同じ事をしようと言うんでしょ?」

「……宝具、だっけ?あたしも反対かな」

 葵も言っていなかっただけで、椿とリヒトに同意見だった。

「だけど、これ以外に進展する手立てはないぞ?」

「……それは……」

 宝具による“格”の一時的な底上げ。
 それを優輝は行おうとしている。……反動が凄まじいにも関わらず。
 しかし、実際にこの方法しか状況を変える手はない。

「ほんの少しの時間でも反動がきついから、反対するのは理解出来る。……でも、方法がこれしかないのならするしかないだろう?」

「ッ……そう、だけど……!」

 それでも、無茶をしてほしくない。
 それが椿達の想いだった。

「司ちゃんは……っ、いや、今のなし」

「葵?」

 葵が司の名前を挙げ、咄嗟にそれを取り下げようとする。
 だが、既に二人の耳には入っていた。

「……我ながら、最低な事考えた、あたし……。“だったら司ちゃんが代わりにチャレンジすれば”……なんて……!」

「ッ……!……いえ、自分で言った事に嫌悪感があるなら、何も言わないわ」

 別の人を犠牲にすればいい。……そんな考えを持った事に嫌悪感を示す葵。
 椿は葵の発言に憤りを見せたが、すぐに葵も嫌悪感があると分かり、抑える。

「……いや、この際司に試してもらうのも手だ」

「優輝!?」

 しかし、優輝はその考えを肯定した。
 その言葉に、椿は驚愕と共に叱責の念を込めて名前を呼ぶ。

「何も僕の代わりに……と言う訳じゃない。今の所、理論上司にも僕と同じことが可能と言うだけで、実際に出来るのかはわかっていない」

「っ、確かめるために……と言う事?」

 そして、続けられた言葉に、少し納得する。

「ジュエルシードが必要になるかもしれないが、確かめておくに越したことはない」

「もし、あの時の男と同じ存在が襲って来た時を考えて……ね」

「そういう事だ」

 少しでも確実な戦力が整えられるように……。
 そう考えての、優輝の発言だった。

「……まぁ、実際その時になって出来なかったなんて事になるよりはマシね。でも、試すのを判断するのは司の意見が最優先よ」

「分かっている」

「……尤も、優輝の提案なら、あの子は喜んで試すだろうけど」

 そもそも“実際に出来るか試す”だけなため、面倒臭がりな性格でもない限り試してみるのが普通で、断る理由がない。









「……さて、早速聞いてみるか」

 一方、帝は念話が終わって早速行動を起こしていた。

「『はやて、今いいか?』」

『なんや?藪から棒に』

「『以前話した“原作”に関して、
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